そして、再びコペンハーゲンへ。

エコロタクシー

2006年09月28日 23:33

北国の港町・オーフスからコペンハーゲンに戻った一日は、めずらしく観光にあてられた。
コペンハーゲンと言えば、リトルマーメードという、あの人魚姫の像ということになるだろうか。
季節は冬。人魚姫の像を取り囲む観光客の服装は、ダウンジャケットやコート。波打ち際には、雪。
北欧の夏は短いだろうに、どう見ても衣服を着けているとは思えない人魚姫を、ここに設置したのには、どんな訳があるのだろうか。
次は、王国デンマークらしく、王宮見学。石畳の広場をぐるり、無数の部屋を持つ宮殿が取り囲んでいる。丁度、近衛兵というか門番兵というかの交代セレモニーが見られた。
それにしても、デンマークには、これぞ観光スポットというところがないような感じだ。それだけ、生活と一体になっていて、エネルギーとか協同組合とかの組織&経営、つまりライフスタイルを見てくれ、という気がする。
もちろん、われわれのツアーの目的もそれなのだけど。
一年の多くを寒風に晒されだろう人魚姫は、温かみの大切さ、エネルギーの尊さを忘れないための象徴のように見えないこともない。
ありがとう、リトルマーメイド。明日は、ドイツだよ。

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